Duoリサイタル

玉井 菜採(Vn) & 久末 航(Pf)

お互いの音楽に惹かれ、敬意を抱く玉井菜採(ヴァイオリン)と久末航(ピアノ)が、様式美の中に自由なファンタジーや情景に富む魅力的な曲を選びぬき、渾身のデュオを織り上げます。

        ♪曲目

  C. Ph. E. バッハヴァイオリンと鍵盤楽器のためのソナタ ハ短調 Wq78 H514

 ベートーヴェンピアノとヴァイオリンのためのソナタ第5番「春」 ヘ長調 Op. 24 

 シュニトケ:古い様式による組曲

 レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ロ短調 P110

【日時】 2月24日(月・休)午後2時開演 (1時30分開場 )

【会場】 トッパンホール (文京区水道1-3-3)

       有楽町線「江戸川橋」駅より徒歩8分、

       JR総武線、地下鉄南北線・東西線・大江戸線「飯田橋」駅より徒歩13分、

       地下鉄丸ノ内線「後楽園」駅より徒歩10分

【料金】 4000円 (全席自由)

【チケット取扱い】トッパンホールチケットセンター、チケットぴあ、e+(イープラス)

【主催/お問合せ】スピカ ☎ 03-3978-6548 ✉ spica@sepia.osn.ne.jp

 玉井 菜採(ヴァイオリン)

桐朋学園大在学中にプラハの春国際音楽コンクールに優勝、併せて審査委員長特別賞を受賞。

同大学卒業後、渡欧。アムステルダム・スウェーリンク音楽院、ミュンヘン音楽大学にて研鑽を積む。この間、J.S.バッハ国際コンクール、エリザベート王妃国際コンクール、シベリウス国際コンクールなど、数々のコンクールに優勝、入賞。

これまでにロシア・ナショナル管弦楽団、NHK交響楽団等、国内外の主要オーケストラとの共演、リサイタル開催と、ソリストとして日本とヨーロッパで活発な活動を展開。室内楽奏者としての信頼も厚い。紀尾井ホール室内管弦楽団のコンサートマスター、東京クライスアンサンブルのメンバー、アンサンブルofトウキョウのソロヴァイオリニストも務める。

文化庁芸術祭賞音楽部門新人賞、平和堂財団音楽奨励賞、音楽クリティッククラブ奨励賞、ABC音楽賞クリスタル賞、京都府文化賞奨励賞など受賞している。現在、東京藝術大学音楽学部教授。

使用楽器は東京藝術大学所蔵の Stradivarius “Ex-Park”(1717年)。

 久末 航(ピアノ)

2017年、ミュンヘン国際音楽コンクールで第3位および委嘱作品特別賞を受賞し、一躍注目を集める。

14歳でリサイタルを開催し、青山音楽新人賞を受賞。滋賀県立膳所高校を卒業後、渡欧。フライブルグ音楽大学、パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学を、それぞれ最優秀の成績をもって修了。この間、リヨン国際ピアノコンクール第1位および聴衆賞、メンデルスゾーン全ドイツ音楽大学第1位および特別賞など受賞多数。24年のゲザ・アンダ国際ピアノコンクールでは、審査員によって授与される2つの特別賞(ベートーヴェン賞およびリスト・バルトーク賞)受賞。これまで、AUDI 音楽フェスティバル、ヴュルツブルグ音楽祭はじめ数々の音楽祭に出演。バイエルン放送交響楽団、シュツットガルト室内管弦楽団、東京都交響楽団などと共演。コンツェルトハウス・べルリン、紀尾井ホールをはじめ国内外でリサイタルを多数開催。平和堂財団芸術奨励賞、青山音楽賞バロックザール賞を受賞。

現在、ベルリン在住。