吉江忠男 & 平井千絵
~希望を祈りて~
ゲーテの詩による抒情豊かな歌曲と
今年84歳を迎える名バリトン歌手・吉江忠男さん
歳を重ねても瑞々しい美声、豊かな経験を積んだからこその味わい深い音楽!
吉江さんの音楽そして人となりに傾倒するフォルテピアノの名手・平井千絵さん
お二人が「希望を祈りて」の想いを込めて織り上げる抒情豊かな音楽
心楽しい、豊かな時が流れることでしょう
【日時】 5月25日(土)午後4時開演 (3時30分開場 )
【場所】 エプタザール (小田急線狛江駅北口より徒歩10分)
【料金】 4000円(全席自由)
【チケット取扱い】チケットぴあ 、e⁺(イープラス)
【お問い合わせ】 スピカ ☎03-3978-6548 ✉spica@sepia.ocn.ne.jp
♪ 曲目 ♪
モーツァルト 「すみれ」 K476、「夕べの想い」 K523
ベートーヴェン 「5月の歌」Op.52-4、「新しき愛、新しき命」Op.73-2、「悲しみの喜び」Op.83、「希望に寄せて」Op.94、
連作歌曲「遥かなる恋人に」Op.98
ピアノソナタ第8番「悲愴」ハ短調 Op.13 (ピアノソロ)
シューベルト 「恋人のそばに」D162、「ミューズの子」D764、「魔王」D328
吉江忠男(バリトン)
東京藝術大学大学院在学中に、「フィガロの結婚」の伯爵、および「ドン・ジョヴァンニ」のタイトルロールでデビュー。二期会新人賞、外国人評論家クラブM.B.C.A.J賞を受賞。
1969 年、デトモルト北西ドイツ音楽大学へ留学。1975年より12年間、名門フランクフルト市立歌劇場専属ソロバリトン歌手として活躍。パヴァロッティ、カレーラス、クラウスなど錚々たる歌手と共演。またヨーロッパ各地で、オーケストラ演奏会や宗教曲の独唱者、音楽祭へ招聘されるなど幅広く活躍。
1987年ドイツより帰国。故郷・信州を活動拠点とし、地域の音楽文化発展に貢献しつつ、歌の奥義を探求。2008年、ピアノの巨匠イェルク・デームスの招聘により、ザルツブルク・ミラベル宮殿においてリサイタル共演し、聴衆に大きな感動を与えた。 2023年、シューベルト三大歌曲集を平井千絵(フォルテピアノ)との共演で完結。
平井千絵(フォルテピアノ)
桐朋学園大学卒業後、オランダ王立音楽院古楽科にてフォルテピアノの研鑽を積み、同音楽院修士課程を栄誉賞付き首席で卒業。ブルージュ国際古楽コンクール3位、IYAP国際コンクール(ベルギー)1位などコンクール入賞多数。オランダを拠点に欧州各地の音楽祭やコンサートに多数招かれる。2012年に帰国し、数少ないフォルテピアノのスペシャリストとして活躍している。
CD録音にも意欲的に取組み、これまで国内外で15 枚のアルバムをリリース。鈴木秀美との「メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品全集」は文化庁芸術祭優秀賞受賞。現在進行中のモーツアルトのピアノ・ソナタ全曲録音『Mozart Speaks』の多くと最新ソロアルバム「Dream」がレコード芸術誌特選盤に選出される。