アラン・ムニエ(cello) 澤 和樹(viola)
澤 亜樹(violin) 蓼沼 恵美子(piano)
~ Affettuoso ~ 愛情込めて、情趣豊かに
互いに敬愛の念を抱き、心楽しく共演を重ねてきたアラン・ムニエと澤ファミリー(澤和樹、蓼沼恵美子、澤亜樹)
今回は澤和樹がヴィオラ奏者に徹し、弦楽三重奏曲、珍しいヴィオラとチェロとピアノによる三重奏曲、ピアノ四重奏曲を、愛情込めて、情趣豊かに織り上げます。変化に富む曲目をお楽しみ下さい。
♪曲目♪
シューベルト : 弦楽三重奏曲 No.1 変ロ長調 D471
ブラームス : ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.114(ヴィオラ、チェロ、ピアノによる)
シューマン : ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.47
【日時】 11月4日(月・祝)午後3時開演 (2時30分開場 )
【場所】 エプタザール (小田急線狛江駅北口より徒歩10分)
【料金】 5000円(全席自由)
【チケット取扱い】チケットぴあ 、e⁺(イープラス)
【お問い合わせ】 スピカ ☎03-3978-6548 ✉spica@sepia.ocn.ne.jp
アラン・ムニエ Alain Meunier (チェロ)
13歳でパリ国立高等音楽院に入学し、15歳で室内楽、16歳でチェロのプリミエ・プリ(最高位)を獲得するなど、早くから才能を開花させる。18歳で突如としてチェロから離れ、音楽美学などを学ぶ。22歳で決意も新たにイタリアのキジアーナ音楽院に入学し、再びチェロと室内楽の研鑽を積む。同音楽院卒業後、ソリスト並びに室内楽奏者として世界各地で演奏活動を展開する。
リヨン国立高等音楽院、パリ国立高等音楽院の教授を歴任。また、ボルドー国際弦楽四重奏コンクールの実行委員長、ナポリ音楽フェスティヴァルの音楽監督、ガスパール・カサド国際チェロコンクール(日本)の審査委員長はじめ多くの国際コンクールの審査員など幅広い活動を展開し、音楽家からの信望も厚い。
現在、演奏活動に加え、イモラ・アカデミー(イタリア)での指導、オーブラック音楽祭主催など活発な活動を展開している。
澤 和樹(ヴィオラ)
東京藝術大学大学院修了後、文化庁在外研修員としてロンドンにて研鑽を積む。ヴァイオリニストとしてロン=ティボー、ヴィエニアフスキ、ミュンヘンなどの国際コンクールに入賞。イザイ・メダル、ボルドー音楽祭金メダルを受賞。1984年に東京藝大に迎えられる。‘89年、文部省在外研究員として英国王立音楽院にて更に研鑽を積む。‘90年、澤クヮルテットを結成。‘96年、指揮活動を開始。
ヴィオラ奏者としては、これまでアマデウスQメンバー、グスタフ•マーラーQらと共演。ヘンシェルQとは’08年にM.ブルッフの弦楽五重奏曲の世界初演及び世界初録音を、’12年にスペイン王室所蔵のストラディヴァリウスによる弦楽五重奏を演奏し絶賛された。2004年、和歌山県文化賞受賞。
前・東京藝術大学長。現在、東京藝術大学及び英国王立音楽院名誉教授。昭和音楽大学客員教授。
蓼沼 恵美子(ピアノ)
東京藝術大学を首席卒業。学内にて安宅賞を受賞。同大学院修了後、ロンドンにて研鑽を積む。1983年、ミュンヘン国際コンクール、ヴァイオリン・ピアノ二重奏部門にて第3位入賞。‘84年、東京にてデビューリサイタルを開催し、本格的な演奏活動を開始する。室内楽においても、澤和樹はじめ著名アーティストと共演を重ね、高い信頼を得ている。フィンランドのクフモなど、国内外の音楽祭に招聘されるほか、NHK-FM、BBC等にも出演。ヘンシェル弦楽四重奏団との共演によるピアノ五重奏曲、澤和樹とのデュオなどのCDが音楽誌上で高く評価されている。
現在、昭和音楽大学客員教授。洗足学園音楽大学、桐朋学園芸術短期大学講師。
澤 亜樹(ヴァイオリン)
東京藝術大学音楽学部首席卒業。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。2006年、パリ国際バッハコンクール第2位。2010年より2年間、文化庁新進芸術家海外研修員として、英国王立音楽院に留学し、最高位のDiploma of Royal Academy of Music を得て首席卒業。学内にて, Wilfrid Parry Prize, Roth Prize, Regency Award等多数受賞。2014年、東京藝術大学大学院修士課程修了。修了時に大学院アカンサス賞受賞。東京文化会館にてデビューリサイタルを開催。青山音楽賞新人賞、松方ホール音楽賞受賞。
現在、東京藝術大学音楽学部、洗足学園音楽大学非常勤講師および藝大フィルハーモニア管弦楽団コンサートマスター。カルテット・オリーブ、ムジカ・ヴィッツのメンバー。