~ 夕映えの情景 ~

アラン・ムニエ (cello) & 上田晴子 (piano)

アンサンブルをこよなく愛する円熟の妙手

アラン・ムニエと上田晴子ならではの芳醇な音楽

色彩豊かに、趣き深く移ろう心打つ情景が織り上げられます

♪プログラム♪

エセル・スマイス:チェロとピアノのためのソナタ イ短調 作品5

  ガブリエル・フォーレ:チェロとピアノのためのソナタ第2番 ト短調 作品117  

 ヨハネス・ブラームス:チェロとピアノのためのソナタ第1番 ホ短調 作品38 

【会場】ヒルサイドプラザ (代官山ヒルサイドテラス内 渋谷区猿楽町29-10)

       ・東急東横線「代官山」駅より徒歩5分  ・東京メトロ日比谷線「中目黒」駅より徒歩7分  ・JR山手線「恵比寿」駅より徒歩10分

【料金】5000円(全席自由)

チケット取扱い:チケットぴあ

問合せ/チケット取扱い:スピカ 03-3978-6548   *spica@sepia.ocn.ne.jp

アラン・ムニエ  Alain Meunier (チェロ)

1942年、パリに生まれる。13歳でパリ国立高等音楽院に入学、15歳で室内楽のプリミエ・プリ 、16歳でチェロのプリミエ・プリを獲得するなど、早くから才能を開花させる。

18歳で突如、演奏活動を停止し、音楽美学や音楽学などを学ぶ。その後、22歳で再びチェロを手にし、決意も新たにイタリア・シエナのキジアーナ音楽院に入学し、再びチェロと室内楽の研鑽を積む。

同音楽院卒業後、「ピアノクインテット・キジアーナ」のメンバーとして活動を開始。以来、ソリスト並びに室内楽奏者として世界各地で演奏活動を展開する。

リヨン国立高等音楽院、パリ国立高等音楽院の教授を歴任。また、ボルドー国際弦楽四重奏コンクールの実行委員長、ナポリ音楽フェスティヴァルの音楽監督、日本で開催されたカサド・コンクール審査員長をはじめ多くの国際コンクールの審査員を務め、音楽家からの信望も厚い。

「バッハ:無伴奏チェロ組曲全集」をはじめソロと室内楽のCDが数多くリリースされ、いずれも高く評価されている。

現在、演奏活動に加え、イモラ・アカデミー(イタリア)での指導、オーブラック音楽祭主催など活発な活動を展開している。

上田晴子 Haruko Ueda (ピアノ)

東京藝術大学卒業、同大学院修了後、ロータリー財団奨学生として渡仏し、パリ・ヨーロッパ音楽院卒業。1986年ロン・ティボーコンクール入賞、1995年日本国際ヴァイオリンコンクール最優秀伴奏者賞など受賞。

ソリスト、室内楽奏者として日欧で演奏活動を行う。ヴァイオリンのJ.J.カントロフ、P. ヴェルニコフ、O.シャルリエ、 A ・デュメイ、千々岩英一、小林美恵、玉井菜採、ヴィオラの B.パスキエ、チェロの堤剛、笹沼樹、クラリネットのM・アリニョン等、名だたる演奏家と共演を重ねる。

CDは日本とフランスのレーベルから、カントロフと「ドホナニ、エネスコ・ヴァイオリンソナタ集」、「エネスコ、ブゾーニ・ヴァイオリン作品集」「ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ全曲集vol. 1~3」他、アリニョンと「アリニョンの至芸」、L・カンタと「メロディーズ」、千々岩英一と「ポエム」、郷古廉と「ブラームスソナタ」など多数リリースされ、音楽誌より高く評価されている。

2019年、姫路市文化芸術賞受賞。2020年に音楽之友社より「室内楽レッスン」刊行。

現在、パリ国立高等音楽院室内楽科教授、ピアノ科准教授。